自己破産 多重債務とは

 

・多重債務

多重債務とは、

複数(5件が目安)(消費者)金融会社から借金(借入)を行なっている人」のことを言います。

世間で言われる「多重債務者」とは、この中で債務残高が債務者の返済能力を超えてしまっている人を特に指します。

現在約54万人もの人が「5件以上からの借り入れ」を行なっており、このような方の一人当たりの平均借入総額は「約215万円」とされています。

借入件数に関係なく、1件当たりの借入額は「約40万円」となっています。

・5件以上の借り入れを行なっている人数の推移

平成22年4月では「約115万人

平成23年1月で「約79万人

そして、

平成23年11月末時点で54万人と多重債務者の人数は2年前に比べ半減しています。(ちなみに6年ほど前(平成18年頃)の多重債務者は200万人を超えていました。)

これは、破産法のほか個人民事再生や特定調停などの新しい債務整理制度が導入されたことと、法律事務所のCM解禁による専門家による解決の一般化によるものと思われます。

それとは別に「複数の金融会社から借金しにくいようになった」ことも要因かと思います。(借り入れ総額が年収の1/3までしか出来なくなった)

しかしながら、いまだ50万人を超える方が多重債務状態に陥っている状況にあることは看過できない問題です。

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